ヤメゴクの「七転八起」人生再生記

長年の極道生活から足を洗い、堅気の生活に悪戦苦闘の出直し日記です(苦笑)

おにぎり

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どれくらいぶりだろう、昨晩寝る前から無性に「おにぎり」が食べたくなって、先ほど朝食に、カミさんに、おにぎりを握らせ食べた。

 

「おにぎり」「おむすび」「にぎりめし」私にとって呼び方などはどうでもいい。

重要なのは、形と海苔の巻き方である(苦笑)

コンビニ行くと、色々な具材の「おにぎり」が置いてある。中には米や具材の産地や

ブランドにこだわった物が沢山陳列してある。

でも、なぜだか、コンビニの「おにぎり」を買って食べたいと思わない。食べたことはある。

私的に、あの整い過ぎた、角張った三角形とパリパリですぐ割れてしまいそうな、海苔がどうも好きじゃない。(あのパリパリの海苔が売りなのかもしれないが)

形は丸みのある写真のような三角形が好きだ。

あと海苔の巻き方、これはこだわる(笑)

この海苔の巻き方、地方によってなのか家なのかわからないが、違いが出る。

私の母は、写真右のように持ち手の真ん中だけに海苔を巻く「おにぎり」

カミさんの母は、写真左のように全体を海苔でくるむ「おにぎり」

軍配は、カミさんの家の、全体を海苔でくるむ「おにぎり」

しなぁーとした、海苔でくらまれ、食べたときに「キュッ」と音がしそうな「おにぎり」が、たまらない。

「おふくろの味」なんて言葉がよく聞かれ、私も濃い味付けのおふくろの作った料理が美味いと思う。それで育ててきてもらったから当然、おふくろの味が美味いに決まっている。ただ、「おにぎり」だけは違うんだな。。。

小学校の頃、「おにぎり遠足」なんてものがあった。おかずは禁止。

おにぎりだけ持って、小学生が何キロも歩く遠足。

普段の弁当ではよく、友人同士で弁当のおかずの交換とかしていたが、おかずがない。

そこで、友人と「おにぎり交換」をしてみた。

友人の家の「おにぎり」は、全体を海苔でくるむ派。どんな味かは表現しにくいが、我が家では作らない、その「おにぎり」が衝撃的に美味かった。

友人は友人で、銀シャリの見える我が家の「おにぎり」が、普段食べない「おにぎり」だからか気に入って食べてくれていたのを、おぼろげに覚えている。

その後、何度かおふくろにねだって、海苔でくるんだ「おにぎり」を作ってもらっが、何かが違う。なんだろう。。。

義母やカミさんの作る「おにぎり」は昔食べた、友人の「おにぎり」に近い。

11月から始まる仕事の弁当は、しばらく、カミさんに「おにぎり」で良いと言った。

「あら、簡単で楽チンだから、ありがたい」と笑っていた。