ヤメゴクの「七転八起」人生再生記

長年の極道生活から足を洗い、堅気の生活に悪戦苦闘の出直し日記です(苦笑)

こもりっきりの日曜日

現在の時間はPM10:50 今日は一歩も外に出ていない

朝から溜まって放置していた録画番組やTV、パソコンを覗きながら、昼寝までしてしまい1日が終わる。

確かに、金銭的な余裕が無くなってきたのも事実だが、近頃、こんな日常が多いのだ。プチ引き籠り気味だ。なんだか、外に出るのが面倒だ。

昼間数時間は表に出てみたものの、夜は家でTVを観たり、PC開いたり、、、

 

ありえない、、、

 

私は、本来、じっとしていられない性分なのだ。

カミさんにはよく「ホント、じっとしていられない人だね」と、呆れられたものだ。

日曜日なども家でゆっくりなんてしたことがない。

日曜は、日頃、午前様だろうが、朝帰りだろうが、文句を言わせなかったカミさんに、カミさん孝行と称して、必ずショッピングに出かけたり、食事に行ったり、無計画に遠出してみたり、付き合わされるカミさんの方がウンザリするくらいに、出かけるのが好きな人間であった。

ヤクザな生活を送っている時は、着道楽な私は、毎朝、何を着て出かけようか、ゆっくりコーディネートや支度に時間をかけ、一度外に出たら、日付が変わる前に家に戻ることなど、365日のうち30日も無かった。

ヤクザは一見、毎日ぶらぶら遊んでるように見えるだろう。確かにそうだが、

毎日ぶらぶら外に出ることが仕事だと思っていた。

とにかく、外に出て、人と会い、お茶をして、食事をして、酒を酌み交わし、

人と会うことで人脈を作ったり、情報を得たりしてシノギに変えていく。

時には一人で飲みに行くこともあった。綺麗に飲んで遊んで、金を切って、店の人間や、お客さんに、自分を見せるのも営業みたいなものだった。

外に出なきゃ顔も売れないし、人とも会えない。

でも、足を洗うと、その必要がないし、かえって、ぶらぶらしていることが恥ずかしく感じる。

「あの人、堅気になったのに、ぶらぶらしてて仕事がないのか」

「堅気になったのに仕事もしないでぶらぶらして、なにやってるだろう」

「やっぱり、やくざやめたら、なにもできないんだなぁ」

と、そういう風に周りから見られている気がして、ダメ人間のレッテルを貼られる気がして、外に出ることに恐怖を覚える。

今は、早く仕事をしなきゃ、やりたい事を見つけなきゃと、気が焦るばかりである。

11月から、取り合えず、昔からの支援者の会社で肉体労働をする。

あと4日何をして過ごそうか、、、やることある筈だが、気力がわかない。

鬱や引き籠りとは言わないけれど、これってヤバくないか?と自問自答する。